
アンドラプラデシュ州のビジャヤワダという街はベジ料理が有名なのだそうです。
バワンのベジミールスはタミルナドゥ州のもので、アンドラプラデシュ州はタミルナドゥ州のお隣の州になります。隣り合った州でベジ料理がどう違うのかを知りたく今回初になるアンドラプラデシュ州のとりわけベジ料理が有名なビジャヤワダへやってきました。

ザックリとですが以下アンドラ州とタミルナドゥ州の相違点です。
アンドラ州のベジミールスは
○白米とは別に米料理が一品以上付く
(ビリヤニやタマリンドライス)
○サンバル、ラッサムが甘い
○サンバルがラッサムくらいシャバシャバ
あとはダル系、コランブ系、揚げ物系、ポリヤル系、ヨーグルト系が付いてくるのはタミルナドゥ州と同じですがアンドラの方が品数が多い。
アンドラは南北に長いので州の中でも色々相違があるそうですがタミルナドゥ州との違いはざっとこんな感じです。
しかしサンバル、ラッサムが甘いのは衝撃的でした。

こちらはパッチプルスという料理なのですが、これがまた衝撃的で、言わば生ラッサム、非加熱ラッサム、火を使わないで作るラッサムなのです。凄くサッパリしていて玉ねぎ等の具材のシャキシャキした生感も良く真夏にこれ出てきたら嬉しいですね。

アンドラ州は初だったのでノンベジをもちろん色々試してみました。フィッシュカレーは南インド特有の酸味のある赤いグレービーてすがケララ方面のものより使用玉ねぎが多く濃厚でした。肉系のカレーはナッツ系のペーストもしくはココナッツペーストを使ってクリーミーさを出しつつもガッツリスパイを効かせてあり南インドのスパイス感にに少し北インドのクリーミー風味が加わっているような印象を受けました。フィッシュも肉系も美味しかった。